結婚のいきさつ-2

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何とか面倒を見てあげようという事で母は家に連れてきたけど、少々なお金で解決するのなら、その場でいくらかのお金を渡してバイバイとなったのだろうけど、そうにもいかないようです。

特に家は田舎だし、中々小回りが利かないです。

結局家に居候する事になりました。

何しろ車の免許も持たないし、実家とも疎遠らしい。

幸いに、家は寿司屋だけど、一か所でネタが揃わないので、寿司材料専門に扱っている業者に依頼しているので、早く起きて市場に出かけるという事はないです。

1歳の赤ん坊がいて胎児がいるのだから、元から家に居る者でもかなり厄介です。

保育所にも連れていけないし、結局近所のおばちゃんに預かってもらいました。
都会とは訳が違います。

懐妊しているので時々産婦人科にも連れて行かなければなりません。

往復1時間半のドライブとなり、その間夫婦と変わらないのです。

優子と言うのですが、小柄だけど中々の美形でアイドルのようです。

いや、アイドルだったのかも知れません。

時間が立つにつれて気づき始めたのですが、どうも母は彼女を私の嫁にするのに連れてきた節があるのです。

そして自分が嫁教育をしているのです。